
金澤流麺 南さんへ
前回の訪問「ローストビーフのバルサミコソースまぜそば」
南さんでは牛骨を48時間炊いてスープをとり(夜中も起きて仕込んでいます)、パスタマシンのように小型で手回しで製麺する小野式製麺機で製麺しているため、大変な労力と時間をかけてラーメンをつくっていました。
お客さんにより良いものを食べてもらうために。
元ラガーマンで気力体力には自信があった南さんですが、限界以上の作業にからだが悲鳴をあげていました。そしてラーメン店にとって大きな決断をしました

素晴らしい製麺会社も多いけれど、こだわりを持って自家製麺でやってきたお店が製麺会社の麺を使うということ。
そうせざるを得ない状況までなってしまっていたこと。そんなギリギリの状態で決断に至った南さんの心情を察するとやるせなくなってしまいます



全部を製麺会社の麺にするわけではなく、変わるのは「プログレッソ(醤油らーめん)」「アルケミスト百式(塩らーめん)」「牛の賢者」の清湯3種と和え玉で、「甦るピカレスク(牛白湯)」とまぜそばは今まで通りの自家製麺となります

そして、前回いただいた「ローストビーフのバルサミコソースまぜそば」のめっちゃ美味いローストビーフをらーめんにもトッピングできる?と聞いたら快諾してくれたので❗
「牛の賢者(ローストビーフトッピング)」1080円+200円


ローストビーフトッピングしたことで牛豚鶏3種のお肉❗贅沢です


48時間炊いた牛骨スープに更に牛挽肉やハーブを加えたWコンソメ。
華やかなハーブの香りも素敵だけど、トッピングされスープに染み出した大葉の香りも混ざりあい独自の世界を作り上げています
やっぱりめっちゃ美味いなぁ


新麺は京都棣鄂さんのやや平打ちの細麺、つるりとしていてしなやかでハリがあって、スープと相性抜群❗
あっ?これは昨日ABRIさんでいただいた麺ととても似ています
素直に美味いと思える上質な麺で、全粒粉は入ってないせいかエモ麺のような個性は押さえられていて、純粋にスープを楽しめます
エモ麺ってホントにエモ入ってたんやなぁ。。

肉厚なローストビーフも最高❗
福井RAMEN Wさんの和牛ラーメンも富山一心さんの和牛ラーメンも食べに行けなかったけど、大満足です


豚レアチャーシューも鶏チャーシュー(写真ないけど)いつもながら美味いです


白湯とまぜそば用に自家製エモ麺は継続してつくってるので、エモ麺があれば最初エモ麺で作ってもらって和え玉を棣鄂さんの麺で食べるっていう楽しみもアリですよ


新年は4日からですよ♪
L.O制をやめたことで営業時間が変更になっています。閉店時間までに入店すれば食べられるそうです
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金澤流麺 南(かなざわらーめん みなみ)
火水木金土 11:00~14:30 18:00~20:30
月日祝 11:00~14:30
石川県野々市市稲荷4-85
カウンターのみ9席
駐車場有り
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