先日、我楽さんを「旭川ラーメン」と紹介したところ「本場の旭川ラーメンと違う」という声をいただきました
私の思い込みだったのかな??と思い、我楽さんの修行先である翔龍さんのHPがあったので見てみると「富山ブラック」と謳っているのです
「旭川ラーメン」ではなかった
でも何となく気になり、調べてみることにしました
誤解されるかもしれませんが、コメント頂いたかたへの反発ではなくラヲタとして興味を持ったからなんです
これをキッカケに新たに知ることがある。シアワセなことです

翔龍さんへ初訪問です!
コメント頂かなかったら来ることもなかったかもしれません。来るキッカケをつくってくださり感謝です

長く営業されてるお店のようですが意外と新しい感じの店構え、暖簾もキレイでパリっとしてます

我楽さんと同じ、醤油味の「ラーメン」をオーダーします
麺茹でも我楽さんと同じく、大きな中華鍋をつかっていました
ご主人ではない若いスタッフさん?が麺茹で、軽やかでリズミカルな手さばきが素敵です

我楽さんとほぼ同じものに見えますが

豚骨、鶏ガラを主として野菜と魚介のスープ
味が濃い!そしてそらみちさんの鶏油並みにラードの層が厚い!(笑)
我楽さんは濃口醤油のラーメンを食べ慣れない金沢の人向けに、味もラードも少し控えめにしてくれてるのかもしれませんね

麺は独自の製麺工場を持ち、翔龍グループ共通の中太縮れ麺をつかっています。先日の我楽さんよりも茹で時間が短めでゴワっとした食感でした
醤油が染みたバラチャーシューは厚めのカットで食べ応えあります

店内には富山をPRするポスター

そして富山風の昆布おにぎり
鮭をくわえた熊の置物なんてありませんw
やっぱり「富山ブラック」のお店なのでしょうか??
いいえ
以前は確かに「旭川ラーメン」のお店でした

きどたまよさんの本や、以前のラーメンWalkerには旭川ラーメンと書かれていました
ご主人は旭川出身、ラードなど食材の1部も今でも旭川から取り寄せています
では、今はなぜ「富山ブラック」を謳っているのでしょうか??

2015年夏にフジテレビの月9ドラマ「恋仲」のロケ地になり、その際「富山ブラックラーメン」のお店という設定になってそれが広まってしまって、それから富山ブラックを謳うようになったそうです
なので
「旭川ラーメン」というのも正解
「富山ブラック」というのも正解
しかしながら、翔龍さんが「富山ブラック」を謳い始めた以上、これから若い世代は翔龍さんがかつて旭川ラーメンのお店だったということを知る機会は無くなるでしょう
「旭川ラーメン」「富山ブラック」どちらでもいいことかもしれません
でも翔龍さんが旭川ラーメンのお店だったこと、私だけでも覚えていてあげたいのです
翔龍
11:00~24:00
定休日 無し
富山県高岡市野村365サンエイハイツ1F
0766-24-4262
駐車場有り