三国の浜地海水浴場にある「海運座」という大きな建物の海の家の1画に、2015年11月11日(麺の日)に開店した牟岐縄屋さん
実はここに初めて来たのは牟岐縄屋さんが開店するより前の、2015年8月でした
ここのご主人吉田さんはかなりのラーメン好きで、海の家の運営の傍ら無化調のラーメンを作っていると知り夏の終わりの海へ。
当時の海運座のラーメン
吉田さんのつくる1杯は海の家のイメージとはかけ離れた、とても繊細で都会的なものでした
そして11月に海の家の1画を改装して牟岐縄屋を開店、噂が噂を呼び?県外のラーメン好きも訪れる人気店に
そんな牟岐縄屋さんで待ち焦がれていた夏麺が限定ですがようやく登場しました
レアチャーシューを挟んで左右違う色合い。
紅い香味油の左側。澄んだスープの右側。
まず右側のスープから。
羅臼昆布由来の僅かなとろみと旨み。鯛はそれほど主張せず、奥ゆかしく岩陰にそっと潜んでいる感じ
左側は花椒と鯛をつかったパプリカオイルとのこと、花椒といっても辛くなく痺れることもなく風味に奥行きを持たせる感じで、まろやかな味わいの香味油
ひとつづつ確かめるように味わい、そしてじわりと混じりあう美しいスープ。。
チャーシューはスペインガルシア栗豚をパストラミ風に仕上げたものとか、素材の良さを生かしたほんのりとしたスパイス感。
こんなに滑らかで柔らかなお肉は海の家で食べるものではないです(笑)
ワサビ菜?のほろ苦や、終盤に届いた(笑)ワサビやの味変も効果的
夏の終わりの海をこころに刻むひとときでした
牟岐縄屋
営業日、営業時間は牟岐縄屋HPやSNSをご確認ください
福井県坂井市三国町浜地30-5-1海運座内
090-1631-6788
http://www.muginawaya.com/
https://twitter.com/muginawaya?s=09